・主観的な解釈が入らないように直訳してます
・リークは時系列順に並べてます
・現在26のリークを掲載してます

2021/09/29 09:00

2024年7月25日に、フリュー株式会社より『REYNATIS/レナティス』というゲームが発売された。





ストーリーは、「魔法が存在する2024年の東京・渋谷を舞台に、自由を目指す魔法使いの青年・霧積真凛と、秩序ある世界を目指す魔法取締官・西島佐理が相対する」というものであり、これを一読するだけでも、「東京・新宿を舞台に、主人公であるノクティスとヒロインのステラが敵対する」というヴェルサス13の世界観を彷彿とさせるが、このゲームの公式ホームページによると、

シナリオ:野島一成
コンポーザー:下村陽子
キービジュアル:直良有祐

と説明されており、これらはヴェルサス13の脚本家・音楽・アートディレクターと同じスタッフである。(参考:【2016/04/25】Final Fantasy XV's Art Director On Shifting Away From Versus XIII (ヴェルサス13からの変更に関わったファイナルファンタジー15のアートディレクター

REYNATIS
(右がREYNATISの主人公である霧積真凛だが、外見はヴェルサス13のノクティスよりもKH3/VERUM REXのヨゾラ(左)に似ているか。(参考)【2019/01/25】VersusXlllとVERUM REXの関係




(REYNATIS/レナティスの第1弾トレーラーでは、ヴェルサス13の第5弾トレーラーをオマージュしたような、主人公とヒロインが対峙する場面が描かれている。ちなみに、霧積真凛の誕生日はノクティスと同じ8月30日なので、やはり真凛=ノクティスであることを示唆しているか。)

なお、REYNATIS/レナティスのディレクターである礒部たくみと、野島一成・下村陽子による開発者インタビューを以下で読むことができる。
これによると、磯部氏が、「(この2人の)どちらかが欠けても企画は没にする」と息巻いて野島氏と下村氏を口説き落とし、両氏も快諾した旨が記されている。
また、本作は、“最強の厨二病”をコンセプトとして開発が進められており、ヴェルサス13は、FFというブランド性・豪華な制作陣・世界観・キャラクターのいずれをとっても“最強の厨二病”ゲームの最たるものである。



なお本作はすでに、【2020/09/17】Relationship between Versus XIII, KHIII, and NEOTWEWY(ヴェルサス13・KH3・新すばせかの関係)で、ヴェルサス13と関係があることを紹介した、『新すばらしきこのせかい』(開発:スクウェア・エニックス、プロデューサー:野村哲也)とのコラボも決定している。



礒部たくみは、このコラボで、新すばらしきこのせかいのプロデューサー・キャラクターデザインをしており、ヴェルサス13のディレクターでもある野村哲也を交えた座談会を行っており、そこで、ヴェルサス13について以下のように言及している。



スクリーンショット 2024-05-27 234730

ただし、ファンの間では、(ヴェルサス13を開発した)スクウェア・エニックスとは異なる会社によって発売される点、(ヴェルサス13のディレクターである)野村哲也が直接開発に携わっているわけではないという点などにおいて、本作に対する批判もある。様々な事情もあり、これらの状況下で、ヴェルサス13という世に出なかったために理想化・神格化されたゲームを完全に再現するのは不可能だろう。

しかし、ヴェルサス13のストーリー原案を担当した野島一成によるシナリオということもあり(また、おそらくヴェルサス13の大ファンであるだろう礒部たくみのディレクションの後押しもあり)、これまで【2016/12/05】Versus XIII OFFICIAL original plot [from japanese forum](ヴェルサス13の公式の初期プロット[日本のネット掲示板より])【2016/12/06】Anyone has any questions regarding the story of Versus XIII?(誰かヴェルサス13のストーリーに関する質問ある?)【2017/05/03】Untitled(無題)などによりファンの間で長らく考察され続けてきた、FF15とは異なる、ヴェルサス13本来のストーリーの一端を本作で伺い知ることができる。
例えば、REYNATIS/レナティスとヴェルサス13のストーリーの共通点としては、以下のようなものが挙げられる。

・主人公とヒロインが臨死体験をしてから何らかの力(ヴェルサス13ではエトロによる死者の光が見える力、REYNATIS/レナティスでは魔法を使える力)を得ること
・主人公の父親が既に死亡していること
・最初は敵対していた主人公と女主人公が、ある時点で利害が一致し、共闘するようになること
・異界に通じる門(ヴェルサス13ではエトロの門、REYNATIS/レナティスでは風門)が登場すること
・ストーリー序盤で、味方幹部(M.E.A.隊長の海藤無限)が裏切る→ヴェルサス13(本来は3部構成だった)では、第1章でクレイラス(ノクティスの父であるレギス王の側近で、グラディオラスの父でもある)がラスボスになるというリークがある
・ストーリー中盤で、永遠の命を求める科学者が機械と融合する→ヴェルサス13(本来は3部構成だった)では、第2章でヴァーサタイル(帝国のマッドサイエンティストで、プロンプトの父でもある)がラスボスになるというリークがある(ちなみに、FF15のDLCであるエピソードプロンプトで、このストーリーが補完されており、実際に、ヴァ―サタイルは「インモルターリズ」(ラテン語で「不死・不滅」の意)という名前のラスボスになる)
・ストーリー終盤で、神と同等の力を持つ人物(鯨井三千郎)と対立する→ヴェルサス13(本来は3部構成だった)では、第3章で神(エトロ)がラスボスになるというリークがある

このように、REYNATIS/レナティスは、キャラクターのグラフィックやバトルシステムの面で賛否があるものの、ヴェルサス13本来のストーリーを(ヴェルサス13の脚本家本人による書き下ろしストーリーによって)垣間見ることができるという点で、ファンならプレイしておいて損はないといえる一作だろう。


ヴェルサス13の最初のトレーラーから使用されている楽曲が、下村陽子作曲の「Somnus」である。「Somnus」はラテン語で「眠り」を意味し、トレーラーにおいて、主人公であるノクティスが玉座に腰掛けて眠っている姿を彷彿とさせる。
歌詞は、明けることのない暗闇の中で、主が再び目覚め、世界に朝が訪れることを人々が待ち望んでいる内容であり、現在のFF15のラストが、ヴェルサス13と大きく相違しないことを裏付けるものである。
この歌詞の内容は、現在のところ、ヴェルサス13の開発者以外の人間が知り得る最も正確で壮大な「ネタバレ」であるといえる。
「Somnus」の歌詞は公式には発表されていないが、訳者による、ラテン語歌詞および、英訳・日本語訳(直訳)・日本語訳(意訳)を以下に載せる。

Somnus

Latin(ラテン語):

Deus dormit
Et liberi ignem faciunt
Numquam extinguunt
Ne expergisci possit

Omnia dividit
Trageodia coram
Amandum quae

Et nocte perpetua
In desperatione
Auroram videre potest
Manet tempus expergiscendi 

English (英語): 

God sleeps
And children light a flame
They will never extinguish
Yet he will not wake

Tragedy divides everything
Which should be loved

And in this endless night
In despair
He can see the dawn
That will awake him in the morning

日本語(直訳):

主は眠る
そして子らは火を織す
彼らは決してそれを絶やさない
されど主が目覚めることはない

全てが引き裂かれる
この悲劇の前に
愛すべき者同士が

たとえこの果てなき夜の
絶望の中であっても
彼は朝日を見るだろう
彼は目覚めの時を待っている 

日本語(意訳):

主は眠る
子らは暗闇の中で絶やさぬように火を織す
されど主は夢の中にやすらう

この悲劇は愛し合うべき者同士をいとも容易く引き裂く

その果てなき夜の無数の人々の襖悩と
失意と
絶望の
その果てに
心地良い微睡みから目覚めた主は残酷な朝日を見るであろう


2021/09/28 00:00

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現在は削除されているFF15の公式サイトにおけるキャラクター紹介ページ(おそらく野村哲也がまだFF15のディレクターを務めていた2013年頃のもの)。
主人公であるノクティスに死者の光を見る力があったり、ノクティスの側近であるイグニスに「ストゥペオ」というミドルネームがあったりと、ヴェルサス13時代の設定を残している。

日本語:

ノクティス・ルシス・チェラム
彼はクリスタルを支配する最後の王国であるルシス王家の最後の継承者であり、王子である。彼は王座から、王都を占領し力ずくでクリスタルを奪い取ろうとする無法者の襲撃者から自分の王国を守る。子供時代に起きた事故が原因で、ノクティスは 「光」を見ることができるようになり、人の死を予見する力を得る。

グラディオラス・アミシティア
代々王家を守る任務を負う名家の長男。本当の兄弟よりも親しいノクティスの親友。

プロンプト・アージェンタム
悪戯好きで女好きのプロンプトは学生時代にノクティスと友人になった。彼は王室のサークルの部外者として喧嘩腰に振る舞っているが、自分の家柄を気にかけ、自分が 出来ることは全てやりたいと思っている。学生時代からノクティスに悪影響を与えて いる友人。すぐに調子に乗って悪さをする一方、困っている友人は助ける一面も持つ。

イグニス・ストゥペオ・スキエンティア
イグニスはグラディオラスとプロンプトとは対照的に、落ち着きがあり、真面目で、冷静な性格である。イグニスは子供時代の早い時期からノクティスと友人である。彼はノクティスの参謀になるための英才教育を受けており、彼の良き理解者であり相談役である。


プロフィール
クズです/プロンプ卜は弟/Keio univ./DOESMANIA/Versus13/FF15/
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