2021/10/13 00:00
【2016/04/25】Final Fantasy XV's Art Director On Shifting Away From Versus XIII (ヴェルサス13からの変更に関わったファイナルファンタジー15のアートディレクター)
アメリカのゲーム雑誌である『ゲーム・インフォーマー』による、FF15のアートディレクターであった直良有祐のインタビュー。
動画の02:33~、ヴェルサス13からFF15への変更点などが語られている。
その主な話題は、主要キャラクターの一人であるプロンプトのデザインが、ヴェルサス13からFF15に移行するまでに大きく変更された経緯である。
ここで説明されているその主な理由としては、海外ユーザーに向けて、主要キャラクターの一人を白人に変更したというもののようだが、プロンプトの外見は、発表当時から「目つきが悪い」といった海外ユーザーからの批判があり、変更に至ったと考えられる。(以下の田畑端のインタビュー記事も参照)

なお、以下のインタビュー記事においても、「田畑ディレクターは「今回、1番のチャレンジは?」と問われ、戸惑うこと無く「グローバルに展開すること」を挙げている」と述べられている。
Sourse(ソース)
English:
日本語:
(動画の02:33~)直良(FF15のアートディレクター)「FF15の時は具体的なキャラクターデザインを決めるというよりはむしろキャラクターの美術表現に力を入れました。その違いというのは、元々ヴェルサス13にノクティスと彼の 友人という既存のキャラクターがいたことに起因します。彼らが実際に生まれたのはその時でした。そして多くのファンが彼らに好意を示していたので私たちはそのキャラクターを引き継ぐ必要がありました。その基準として、私は3つのテーマを絞り込みました。1つ目は、物語の展開です。ヴェルサスから15への物語の展開の変化。2つ目は、技術。それはキャラクターを高度に表現することが現実的なレベルに達しています。それゆえに、私たちはその技術の進歩に対応するためにキャラクターを一新する必要がありました。3つ目は、キャラクターにおけるグローバルな展望と彼らが世界中のユーザーからどのように受け取られるかということです。そしてそれらの3つのテーマを念頭に置き、私たちは何をヴェルサスから引き継ぎ、何を新しくしまたは変更する必要があるのかを決定しました。」
インタビュアー「それでは、あなたは多くのヴェルサス13のデザイン感覚とキャラクターデザインがより日本人向けであったとお考えですか?」
直良「日本人向けというよりは、それらのデザインは当時PS2のために作られていまし た。そしてハードの面でキャラクターのアイデンティティーの設定が今よりもやや限定的でした。なぜならそれは髪や、アクセ サリーや、服装などのように外見的なものに限られていたからです。しかし、キャラクターの性格やアイデンティティーを作り げる要素は他にもたくさんあるはずです。そしてプレイステーション4とXbox Oneに移行した時に、私たちがキャラクターなどを作り直す際に可能な表現が大幅に広がりました。外見的なデザインの表現だけでなく、各キャラクターの癖、顔の表情、 性格、そして個人の周りを取り巻くあらゆる点についてもです。もはやただ一人の人間がキャラクターの人格を作り出せるので はありません。それは一種の役者をプロデュースすることと同じです。それはキャラクターの動きのようなキャラクターを作り上げる全ての側面を集約することなのです。キャラクターをマネージングするようなものです。…」



